「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」に寄せて
山田 佳代子
久しぶりの参加、横浜美術館も初めてでしたので楽しみでした。 紅葉も綺麗な中、白亜のステキな建物でした。 今回は“ルノワールとパリに恋した12人の画家たち“の鑑賞会です。ルノワールの作品(桃)は色、艶良く、とても美味しそうで食べたくなる様な、そして(ピアノを弾く少女)の絵前に立つと、優しい色調でふわっと包まれ少女の弾くピアノの音色が聴こえてくる様で作品に命を感じました。 ルノワールがピアノの絵を描く様になったのは、18世紀末にアップライトが開発され19世紀には量産出来る様になると中流階級の家庭にも普及し、優雅な姿勢でピアノを演奏することが淑女の嗜みとされ、ピアノのレッスンが流行し、ブルジョアジーの暮らしを象徴するモチーフとし人気のテーマとなった(ジャンケンで戴いた本より)。 懇親会での恒例ジャンケン、この日は勝ちそうな予感が!周りの方々に本は戴きかも?と言っていました。素敵な本を有難うございました。
|