第43回例会 再興 第104回 院展 鑑賞会のご報告
東京都美術館

左から 石原 富川 鈴木(黎) 西岡  
  谷口 伊豆 柴山 稲葉 石崎 (敬称略) 

左から 稲葉 柴山 伊豆 西岡 谷口  
    富川 鈴木(黎) 石原 (敬称略)

写真撮影:石崎
 
 例年通り絵画鑑賞同好会の原点ともいえる公募展の一つ再興院展を鑑賞しました。 台風14号が大陸に抜けたのも束の間、15号が夜半に来襲し福島沖に駆け抜けましたが、その影響は甚大で被害を受けた地域や状況も把握されないまま、交通網も分断され心配をしましたがなんとか9名にお集まり戴けました。 早朝に被害を受けて参加できませんとの連絡も戴き千葉県内の被害の大きさを改めて知ることになりました。被害を受けられた方々にはこの場を借りましてお見舞い申し上げます。

 院展は日本画の公募展で長い歴史を持ち、応募点数475点、入選点数264点、これに同人35点が加わり出品総点数は299点、その内初入選は23点あり見応えがありました。 ただ例年開催される同人によるギャラリートークが、台風の後遺症で急遽中止となり、楽しみはだいぶ減りましたがその分皆さんはじっくり鑑賞し、お気に入りの作品を見出すべく会場内を巡っていらっしゃいました。 入選を果たされなかった作品にも感動を受ける作品があり、個々の絵を見る眼の違いは改めて大きいものと感じました。

美術館を出て集合写真撮影、このステンレス球体(題名:myskyhole85-2・光と影)を使えば撮影者本人も映り込むという素晴しいアイディアが出て、いつもはその前で撮る集合写真が不思議なものになりました。

そしてお待ちかねの懇親会場へ。 不忍池を見下ろす新しい会場でまずは乾杯、美味しい料理と飲物をいただきながら、購入してきたお気に入りの絵の絵葉書を紹介しながら、夫々の感性による作品の感想を話し合いました。 何人かが賛同される作品もありますし、この絵をこの視点から観るかという作品もありました。 毎回皆さんが観て感じたことをお聴きできるのは大変な勉強になり、会として有意義で大きな楽しみになっています。

恒例の図録の贈呈は、懇親会参加者によるじゃんけん大会で見事勝ち抜きました伊豆康夫さんの手に、受領者の義務となる感想文を寄稿して戴きました。

前日から開催が危ぶまれましたが、無事開催できましたことを心から感謝申し上げます。

                        石崎 幸雄
 


 
写真右が伊豆康夫さん

再興第104院展 を鑑賞して

未明に強い台風が関東地方を直撃し、一時はどうなることかと思われましたが、朝までには風雨も弱まり、台風一過とは程遠い蒸し暑い中、予定通り会場へ向かいました。 

首都圏の交通機関は早朝から大幅に乱れましたが、午後にはほぼ平常に戻り、皆さん、会場への足は概ね問題は無いようでした。尚、浜松から高速バスで参加の富川さんは渋滞で何と7時間の長旅を強いられたとのこと、その根性に脱帽です。

 参加者は当初最大15名のところ、この状況ですので最終的には9名となり、加えて、楽しみにしていましたギャラリートークも残念ながら中止となりました。今例会は少数メンバーとなりましたが、それでも14時には全員元気に鑑賞をスタートしました。

院展は適度な出品数のせいか疲れることもなく、普段着で鑑賞できることが他と一味違う良さと勝手に思っているのですが、今回はさすがに閑散としていたため、久しぶりに精神集中して鑑賞できたことは幸でした。

 作品的には、個人的に興味のある風景画がどうしても中心になってしまいますが、概して見ごたえのある作品が少なくなく、中でも特に気に入ったのは「遠ざかる音」でした。実はこの作者は、ギャリートークの講師に予定されていた方でした。何とも残念!

 鑑賞会の後、集合写真を撮って解散、その後8名の参加による懇親会が初めての居酒屋で催されました。道々、上野の森の至る所に散乱する小枝や落葉に台風の凄まじさを垣間見る思いでした。 

 懇親会では、美味い酒も食事もさることながら、メンバー各位の鑑賞の感想や見解を伺うことがもう一つの楽しみです。今回も視点の新鮮さや思いもよらぬ解釈等に大いに刺激を受けて帰りました。

ところで、恒例の図録争奪じゃんけんですが、どうしたことか、じゃんけんには滅法弱い私が頂戴するハプニングが起きてしまいました。

 最後に、台風襲来時の開催という事態にも冷静に対処して頂いた世話人各位のご苦労に対し心より感謝申し上げて、今例会の感想といたします。

                               伊豆 康夫 
 
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                                                      (2019/9/29:HP編集 菅)

第43回例会 再興 第104回 院展  鑑賞会のご案内

絵画鑑賞同好会の皆様

 絵画鑑賞同好会の原点ともいえる公募展で、恒例の再興院展を鑑賞します。
 東京美術学校長の職を退いた岡倉天心が、大学の上に大学院があるように、美術学校においても美術院の設置が必要との考えから、明治31年7月、新時代における日本美術の維持と開発を指標として、ともに東京美術学校を辞職した橋本雅邦、横山大観、菱田春草、下村観山らと研究団体を創設しました。 昭和35年には横山大観の意向により財団法人となり、その公益財団法人 日本美術院が主催運営して、今回104回目と長い歴史を持つ日本画の公募展覧会です。 院賞を受賞した出展者は、令和2年第75回春の院展及び同年秋の再興105回院展が無鑑査となります。 新たに活躍を始める逸材に出会う可能性がありますし、新鮮な出会いも期待できそうな公募展の作品群をお楽しみください。
 多くの方のご参加をお待ちしております。

絵画鑑賞同好会 世話人    
柴山美穂 谷口和之 石崎幸雄 

 
◆ 展覧会名: 再興 第104回 院展
◆ 開催日 : 2019年9月9日(月)
◆ 会  場: 東京都美術館
         東京都台東区上野公園 8-36
         JR上野駅「公園口」より徒歩7分

◆ 鑑賞会 : 13時45分       集合(1階ロビー)
        14時00分~15時45分 各自で自由に鑑賞
◆ 懇親会 : 16時15分~18時00分 名画鑑賞の感動を共有しましょう!
                    星夜の宴 上野駅前店
                   (美術館より徒歩15分強、特別な内装のユニークな店です)

◆ 参加費 : 1,000円 入場料、通信費、運営諸経費を含みます。
◆ 懇親会費: 3,000円 飲み放題になりますが、別注飲物は「個人負担」をお願いします。

◆ 申込締切: 2019年8月27日(火)
◆ 申込先 : 石崎 幸雄 sachio.ix3@juno.ocn.ne.jp または 090-9105-7054
        申込時に、「懇親会」の出欠についても明記してください。

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                                          (2019/7/31:HP編集 菅)