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絵画鑑賞同好会第37回例会は、残暑の中、一方で秋の気配も感じられる好天気に恵まれ、恒例の院展を観賞しました。
都美術館のロビーに16名が集結、14時から始まる院展では初企画のギャラリートークに参加しました。
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同人の北田克己先生の先導で一般の方と一緒に移動し、先生の作品も交えて何点か説明をして戴きました。
夫々の出展者の意図を伺い、先生の画家としての視点による感想をお聞きすることで作品の輪郭が明らかになり、作品完成への
道筋の理解が深まりました。 これまで例会では学芸員のお話を聞くことが主でしたが、今回のように画家ご本人からお話しが
聞けるという形式も別に楽しみがあるなと感じました。
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その後の自由観賞を経て各自お気に入りの作品の絵はがきを買い求め再集合。美術館の前でいつものように集合写真撮影。 |
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作品集はジャンケンの強い西岡さんへ
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後列: 露崎 阿部 内田 鈴木 吉田 富川 西岡
前列: 伊藤 松原 柴山 鈴木 久保田 大島 谷口 石崎 (敬称略)
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いざお待ちかねの懇親会へ
13名と少な目の参加者でしたので、1列にしたらという意見が出てテーブルを1列にし全員集合、この距離感は貴重ですね。
小所帯も良いものだと改めて感じました。まずは乾杯から始まってしばし歓談、先ほどの絵はがきを基に恒例の作品評に進みます。
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この参加者の講評は本当に勉強になります。 毎回贈呈する作品集はジャンケン勝負で勝ち抜き、幸運を射止めた西岡晃さんへ。
その代わりに感想文が義務となりますが、分かり易く楽しくまとめて戴きました。 改めて感謝いたします。
2017/09/10 石崎 幸雄 |
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「第102回院展鑑賞会」に参加して 西岡 晃
8月9月と不安定な天候が続いていましたが、当日は秋の気配を感じさせる爽やかな日を迎えました。
隣の会場の「ボストン美術館の至宝展」の影響もあるのでしょうか、ロビーは結構な人で溢れていました。
今回は出展画家のギャラリートークという新企画も加わり、同人の北田克己先生による説明を40分ほど |
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聞きましたが、レクチャーを受けるだけで絵の見方が変わり隠れた部分が浮き出てくる楽しさができました。
三百点の絵をゆっくり見ながら、どの絵も今年この世に生まれたばかりの作品と思うだけで新鮮なワクワク
感が広がります。私が好きだった絵を数点選んだところ、以前に感動した4人の画家と偶然に一緒だった
事に驚きました。持参していた以前の絵ハガキと見比べながら自分の嗜好性が見えた思いがいたしました。 |
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懇親会は13名と比較的少ない参加者でしたので、お一人お一人がいつもよりもゆったりと今日の感想を
披露してくれました。「今回はどの絵も光がポイントになっていた様に感じた」「この絵には風が吹いて
いる」「大先生が亡くなると何故か弟子の絵が大胆になる」・・・、いろいろな解釈を本音で言い合える
この懇親会が毎回本当に楽しみです。 |
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皆さんが選んだ中で一番多かった作品は、小野寺尚之さんの「小さな駅」(内閣総理大臣賞受賞)でした。
冷たい雪に覆われた風景なのに、なぜか温かく感じました。
幸いにもジャンケンに勝って「第102回院展全作品集」を頂戴し家で開いては楽しんでおります。
ありがとうございました。
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