紅葉で染まり始めた１１月中旬の六本木。新国立美術館で久しぶりに「日展」を
鑑賞しました。日展は日本画から洋画まで、絵画だけでも出展作品数が非常に多く
たっぷり２時間あった鑑賞時間も足りないぐらいみなさん熱心に鑑賞されました。
さすがに疲れ気味の方もおられましたが、鑑賞会後の懇親会は中華料理のコースも
美味しく、大いに盛り上がりました。

　翌日、絵画鑑賞同好会の登録メンバー全員に、終了報告のメールを出したところ
この同好会の創立メンバーでもある松原祥五さんから、世話人宛てのお礼メールが
届き その内容が会の雰囲気を伝える文章でもありましたので、ご本人の了解を得て
転載させていただくことにしました。

　なお、恒例の図録プレゼントには、新参加の伊藤志津子さんが当選されましたので
感想を寄せていただきました。
                                                                           代表世話人　石原勝年

　 今回初めて同好会に参加させていただきました。
    日展は久々で、日本画と工芸を中心に見ました。感想を書く
    とは思っていなくて 緊張！
    絵画、音楽、ジャンルを問わず感覚で見たり聞くのが大好き。
   「森の声」「萌え出づ」を見た瞬間に安らぎを感じました。
    自然破壊が多発している日本、美しい大地を無意識に想うの
    かもしれません。漆と染。大きな作品に表現された美しさも
    惹かれるものがありました。
    鑑賞後の懇親会で、一つの絵画に対する他の人の感想を聞き、
  「そぉ、そぉ」と同感するところ、また自分とは違う意見と
　感性の感想もあり、とても楽しいひと時でした。