第44回日本美術展覧会 | 六本木 国立新美術館 |
2012年 11月12日(月) |
今年の 『日展鑑賞会』 は19名のみなさんと共に実施されました。 |
今回は “作品集” が3名の方々に贈られ、それぞれの思いが寄せられています。 |
到着順に掲載いたしました。 |
国立新美術館 | 今日は 『日展』 の日 | 混雑もなく・・・ |
未知の絵に出会う喜び | |
石原勝年 | |
鑑賞後の懇親会で恒例の “あみだくじ” 結果の発表。 | |
苦節3年、私もやっと 『作品集』 が当たりました ! | |
今まで、抽選結果の発表の度に悔しい思いをしてきましたから、 | |
今回の懇親会はことの外楽しく、アルコールも入っていい気分になって | |
いるところをつけ込まれ、なんとこの会の世話人に推される展開に。 | |
実は、1年前の同じ懇親会の時にも、このレストランで福田さんと長尾 | |
さんから 「世話人に」 と云われていたのを思い出し、もはや年貢の納め時と、 お受けする事にしました。 | |
どうなることやら。 | |
◇ ◇ ◇ |
さて本題。美術展の感想です。 |
私の場合、美術展と言えば、特定の画家や特定の絵を見たくて行く場合が多いです。 |
「ゴッホ」 の絵を見たい。「真珠の首飾りの少女」 が見たい、といった具合です。 |
ところが 「日展」 は、誰のどんな絵が出展されているか、事前に全く知らずに美術館に向かいます。 |
今年はどんな絵に出会えるだろうか、それがこの 「日展」 の大きな楽しみでもあります。 |
事前知識ゼロですから、展示会場の入り口を入った瞬間から、一点一点を丁寧に見ていきます。 |
期待に違わず、次々にいい絵が登場します。特に気に入った絵は、題名・作家・私の感想をメモし、 |
カメラに収めて(事前申請でOK) 移動していきます。 |
次の絵に行こうとする自分を引き止め、どうしても離してくれない絵もあります。 |
全ての絵 (洋画 664点) を見終わった時、12点の絵のリストが出来上がっていました。 |
このリストと、皆さんから頂いた分厚い 「作品集」 を大事に抱え、ホクホクの気持ちで家に向かいました。 |
いい秋の一日でしたので、翌日、facebook に書きました。 |
第44回日展 絵画鑑賞記 | |
大島俊道 | |
当日は『日展の日』にあたり、入場料が無料との事だったので | |
混雑を心配しましたが、日本画・洋画共に例年と変わらない | |
混み具合でゆっくり鑑賞できました。絵画の展示数は、916点で、 | |
9月の院展の313点に比べ3倍にもなります。 | |
◇ | |
鑑賞は、まず日本画の1F展示分から。1回目は全体をさっと見ながら | |
気に入った絵をリストアップ、2回目はリストアップした絵のみをゆっくり鑑賞し、更にもう一度見たい絵があれば | |
3回目を見て、最後にそれらの絵に近い出来具合の絵ハガキがあれば購入。 このパターンで日本画の2F、 | |
洋画の2F・1Fの順に見て行きました。 | |
◇ |
限られた時間内に効果的に鑑賞するために、今回は各1回目のリストアップにカメラを活用しました。 |
(日展はフラッシュ不使用の条件で撮影が許可されます) |
私は絵画鑑賞の専門知識など持っていないので、直感的な好みだけで絵を選んでいます。 |
独善的に単純化すると、日本画は幻想的なものが多いのに対して、洋画は題材を現在に求め、しかも |
写実的に表現しているので、絵との距離感が近くてわかり易く、しかも明るくきれいな絵が多いと思っています。 |
その結果、現在の私は洋画の方が好きで、絵ハガキも主に洋画を買いました。 |
◇ |
最後に、鑑賞後の懇親会で気心の知れた仲間とおしゃべりをするのももう一つの楽しみです。 |
日展鑑賞会に参加して | |
伊豆康夫 | |
絵画鑑賞同好会 は晩秋の11月12日、六本木の 国立新美術館 の 第44回 | |
日展鑑賞会 として開催されました。当日は 「日展の日」 にあたり、入場料が | |
無料ということもあっていつもより人が多く、活気に溢れていました。 | |
◇ | |
鑑賞にあたり、展示数が昨年より一割程増えていることも考慮して、 | |
時間の大半を絵画鑑賞に向ける事にしました。早速日本画からスタート | |
しましたが、冒頭から力作が続きましたので、ついつい1時間近くが経過して | |
しまいました。いつもは洋画を中心に見ることが多いため、今日は日本画も丁寧に 見ようとした結果でしたが、 | |
その後の時間が少々きつくなってしまいました。 | |
◇ |
次の洋画は日本画に比べ2倍をはるかに超える展示数ですので、時間的なこともあり濃淡をつけて鑑賞する |
つもりでしたが、こちらもさすがに粒ぞろいの作品ばかりのため、またまた予定以上に時間を取られることに |
なってしまいました。洋画は、風景画と人物画が比較的多く出品されていましたが、当日は好みの風景画よりも |
普段じっくり見ることが少ない人物画に焦点を合わせて鑑賞しようとしたのですが、どれもこれも良く見えてしまい |
戸惑うばかりでした。人物画についてはもう少し鑑賞眼を養う必要があると分かったことが収穫といえば収穫でした。 |
総じて今年の作品は日本画も洋画も見応え十分であったように思います。 |
◇ |
洋画鑑賞を終わると残りの時間は30分を切っていましたので、大急ぎで 書・工芸・彫刻 を見に行きましたが、 |
殆ど立ち止まることなく会場を歩き回っただけのおよそ鑑賞とは云えない内容でした。最後に絵葉書を数枚 |
購入しましたが、欲しい絵が揃っていないのは相変わらずでした。 |
◇ |
鑑賞後、懇親会が近くの中華料理店で賑やかに催されました。休憩なしで歩き回った後のアルコールは心地よく、 |
回りも速かったようです。加えて、恒例の抽選で 洋画作品集 を頂くことになり、気分よく充実した一日を終わる |
ことができました。 |
福田 中前 石崎 吉田 水野 伊豆 松原 石原 大亀 平尾 柴山 大島 恩田 長尾 |
高瀬 富川 石川 佐藤 岸本 (敬称略) |
飲 ん で 食 べ て 大 満 足 の 可 可 屋 |
作品集をゲットした3名 + “可可屋” のマダム |
改訂になった “同好会規約” の説明 に聴き入る参加者 ・・・ここまでは全員真面目 ・・・ | |||
いつもなら 絵葉書をもとに、順番に感想の発表をするのですが、今日は飲んで食べて ▽ ● ※ Σ ♪ □ ◎ ・・・ |
みなさん絵葉書は用意していたようですが ・・・ とにかく楽しいひと時でした。 |
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作成 2012.11.23 長尾
◇◇◇ ここから下はご案内ページです ◇◇◇
爽やかな季節を迎えて、健やかにお過ごしのことと存じます。 |
絵画鑑賞同好会に登録されている皆様には既にご案内しておりますが、今年も下記の要領で 『日展鑑賞会』 を行います。 |
年を経る毎に参加者が増えて大盛況の “絵画鑑賞同好会” に未登録の方々もお気軽にお出かけください。 |
日展は出品数が多いので見応えがあって、お気に入りの作品がきっと見つかる事でしょう。 |
芸術の秋は “日展” で、食欲の秋は好評の “可可屋” で ・・・ 今年も盛大に実施する計画です。 |
日 時 | 11月12日 (月) 13時00分 集合 | ||
鑑 賞 | 13時15分 ~ 15時15分 | ||
懇談会 | 16時00分 ~ 18時00分 | ||
参加費 | 3.000円 | ||
参加申し込みは ここから 10月22日までにお願いします | |||
◆ 集合は 国立新美術館 正面エントランス 付近 ◆ | |||
≪ 世話人連絡先 ≫ | |||
福田善治 長尾浩和 |
多くの皆様のご参加を世話人一同お待ちしています |
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作成 2012.10.14 長尾