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国立新美術館


国立新美術館
     
     
  ◇◇◇ 今回は浜口さんのレポートでお届けします ◇◇◇  
     
 
   第43回 日展 鑑賞会に参加して
  
  日展を鑑賞するのは昨年に続き二回目。
  明治40年に創立、上野で続けられ今の国立新美術館に会場を移して5年目。
  タイトルには 『日本の美を見る』 とあり、日本の伝統美継承をうたっている。
  未曽有の国難に遭遇した年の影響か若干陳列点数が少ないようだが
  それでも絵画で1000点以上、工芸美術や彫刻、書を入れると3000点を超える
  大変なヴォリュームである。
 
 
     
 
 
   
  当日は秋晴れ、早くからいつもの面々が顔をそろえて談笑していたが 
  中に入るや真剣な顔でいよいよ鑑賞開始。持ち時間は2時間。
  昨年は時間がなかった反省から今回は目に飛び込んでくるものに絞り込んで
  観る事にしていたが、見始めると、写真の様な緻密な写実のものあり、
  凝縮された作者の心情が強く伝わるものありと ・・・  
   なかなかそうはいかなかった。
   最初に日本画、次に洋画と観たが日本画でも洋画では ? と思ってしまう
  ものもあったり、洋画でも日本画の線を感ずるものがあったりした。
   
 
 
   
   
  絵が大きすぎ全体を捉らえ切れない自分の鑑賞眼と感性の乏しさを
  もどかしく思いながら絵画鑑賞を終え、出口で絵葉書を見ると
  実際の絵を観た時には解からなかった新しい発見にまたビックリ。
  気に入った何枚かを購入した。 
   
 
     
       
     
 
     
  次に彫刻に入った。 
  昨年もそうだが沢山の林立する気の遠くなるような
  労作、リアルな彫刻に圧倒され眩暈がした。
  最後に書を駆け抜け鑑賞し全て終了。
     
 
     
       
 
     
  二次会は近くの中華風居酒屋で行われた。    
  購入された絵葉書を見せながら皆さんの感想が語られ、  
  共感するやら、感じ方の違いやらを発見し合いながら、  
  大いに親睦も深め楽しい一時を過ごしました。  
  またその席上、たまたま当日が私の誕生日に当たっていた為、  
  大変貴重な 『 第43回日展作品集 』 を参加者の方々の  
  サイン入りで頂く光栄に預かり誠に感謝に堪えません。   
     
  最後にいつも面倒を見て頂いている世話人の方々に  
  厚く御礼申し上げます。             浜口重太  
     

 『 日展作品集 』 贈呈
      
石崎   石川   伊藤   中田   松原   伊豆   柴田   藤江   浜口   柴山   水野   福田
                                        大亀         長尾      石原
参加者一同 (敬称略)



                        
                第19回例会に思う

                                                     代表世話人 福田善治

     ◇◇◇ 絵画鑑賞同好会 第19回例会「第43回日展鑑賞会」 2011-11-7 於:六本木 国立新美術館 ◇◇◇

 
   絵画鑑賞同好会が発足して8年。9月の院展鑑賞会に19名、今回の日展鑑賞会が16名の参加になりました。
    院展鑑賞は日本画であり、日展鑑賞は日本画と洋画の両方の作品を観ることができる良き機会です。

    今年の日展鑑賞会では風景画に視点を求めて鑑賞させてもらいました。作者の視点を考えながら鑑賞する楽しみも日展ならではと
    思います。
    贅沢なくらいに沢山の作品が展示され、その中から訴える力を想像するこんな楽しみが持てる会です。
    また 申請すれば、勉強のために写真撮影ができるのも日展という公募展の特徴です。

    今回の鑑賞会当日が誕生日にあたる方がおり、皆さんのご賛同をいただき作品集を贈呈させていただきました。

    懇談会も楽しいひと時で、旧き時の会社の思い出、友人の話、そして 印象に残った作品について語りあうひと時も19回目。
    絵画鑑賞同好会の発展を思えば、若返りを図ってゆくことが望まれます。来年は20回目になります。ご協力をお願いいたします。




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◇◇◇ ここから下はご案内ページです ◇◇◇


 第19回例会“第43回日展 鑑賞会”のご案内 

       
      平成23年10月5日
 参加希望者各位      
代表世話人 福 田 善 治
拝啓 長かった暑い日も終わり、しのぎやすい気候になってきました。
みなさまお変わりなくお過ごしのことと思います。
来る10月28日から12月4日まで、『国立新美術館』において【第43回日展】が開催されます。
つきましては、下記の要領で鑑賞会を実施したくご案内申し上げます。             敬具
 

       
日  時 - 11月7日(月)13時集合 当日、悪天候等で閉館の場合は、翌々日9日(水)同時刻に実施します。
集合場所  - 国立新美術館 正面入り口  港区 六本木 7-22-2 03-5777-8600
鑑  賞   - 13時15分~15時45分 展示数は約750点です。
懇 談 会   - 16時00分~18時00分 鑑賞後、懇談会場へ移動します。
参 加 費   - 3.000円  入場券・懇親会費 等 
参加申込   - 10月24日(月)締め切り  世話人へお知らせ下さい。
 そ の 他   - 締切日以降に参加を取消してキャンセル料等が発生した場合、後日費用を申し受ける事があります。
 - 安心のため、健康保険証をご持参ください。
     
◇◇◇  会場のご案内  ◇◇◇
 
         千代田線 乃木坂 6番 専用出口
  日比谷線 六本木 4a出口
  大江戸線 六本木 7番出口
   
  世話人 連絡先
  福田善治  
  長尾浩和 
     
    以上 
     

    まだ参加したことのない方へ   
     


 今年も厳しい暑さによって、ふやけた頭も心も、爽やかな季節を迎えて蘇りつつある事でしょう。

 いよいよ 『芸術の秋』 が到来しました。ふだん絵には特別の興味がない方でも
 『日展』 は見応えがあります。
 数100点の日本画 ・ 洋画に加えて 『日展』 には 【 書 】【 工芸 】【 彫刻 】 もあります。
 【 書 】 は中々難しく、私には判りにくいのですが 【 工芸 】 には感心します。
 「創造」とはすごい事だなあ・・・ と。何のために作ったのか・・・ どうやって作ったのか・・・ 
 判らない事がいっぱいなのに出来上がりは素晴らしい・美しい。
 【 彫刻 】 にはたぶん大勢の美女が○○○でお待ちしている事でしょう。
 【日本画】 【 洋画 】 【 書 】 【 工芸 】 【 彫刻 】 作者の情熱が伝わってくる美術品の数々。
 ぜひ一度出かけてみましょう。                             (編集 長尾記)
 



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2011.9.23 HP編集 長尾